2021年01月01日(金) 高橋 伸斉
今年もよろしくお願い致します。
昨年はコロナに開けて、コロナで終わったとの印象を強く感じています。
また総理大臣が替わり、変化の年でした。しかし、その変化には閉塞感が漂っていました。
そこで今年、令和3年はどういう年になるのでしょうか。
3つの『ん』、えん(縁)・しん(信)・うん(運)を念じて生かす年になります。
えん(縁)は人との豊かな繋がりを持つことです。良い関係性を作ること。
しん(信)は信頼性を築くこと。嘘は絶対についてはいけません。嘘は繋がりを破壊するのです。
うん(運)は自分の運勢傾向を理解すること。運勢傾向を知ることで、運を向上させることができます。
易で鑑定してみました。
(現在の状態)
地雷復(ちらいふく)の本卦を得ました。
象意解は『地を掘って宝を得るの象』『破屋、重ねて修むの意』です。
地を掘るとは、努力することになります。継続的に努力すると先が見えてきます。破屋は破れた状態を表し、繰り返して修繕する必要があります。
災害と言ってよいコロナ禍を、乗り越えなければいけないのです。
(近い将来)
上爻変で山雷頤(さんらいい)になります。
象意解は『壮士、剣を取るの象』『匣中、物を秘すの意』です。
剣士が真剣に立ち合う姿です。隙をみせてはいけません。緊張感をもって過ごすことが大切です。
コロナはいずれ終息に向かいますが、精神的な心構えが大事になります。
社会経済的には、協調する人間関係を持つことで豊かになっていきます。しかし分断されやすいネット社会では、協調性が特に必要になります。
運命は『繋がり』と『変化』のプロセスだと思います。
命を運んでいくのです。運ぶ中では喜び・悲しみが生まれます。それらを乗り越えて楽しい生き方を求めることが真の人生になります。
今年は迷走せず、良い繋がり・良い変化をもたらす年にしたいと思います。
そのために3つの『ん』、えん(縁)・しん(信)・うん(運)を、真剣に考えて良い年にして頂きたいと思います。