2016年02月25日(木) 高橋 伸斉
手相を観る時のポイントがあります。
まずは、生命線と頭脳線とのつながりを確認します。
その人の行動性を観るのです。
次に行動性のバランスが保たれているかどうかを確認します。
そして、2面性を持っているかを観ていきます。
行動性を抑制しているかをチェックします。行動性を抑制している人には運気が下がることを理解してもらうようにしています。
細かい線が多い人は繊細でナイーブな人ですので、気にしない自分がいることを思い込むように指導をしています。
手相は基本3線が一番大切になります。
それは生命線、感情線、頭脳線の3線になります。
この3線の相互作用を明確にすることができれば、手相鑑定は一人前と言ってよいと思います。
手相は縦線と横線に分れます。
手相学では縦線は運気が強いとみます。
横線は逆に運気が弱いとみています。
横線の多い人は心配性でマイナーになりやすく、疲れやすい人と判断しています。
縦線の強い人は自立心が強く、自分で運命を切り開ける人と言われています。
よく生命線から運命線が出ている人を観ますと、資格を持って独立している人が圧倒的に多いのです。
この運命線も縦線になります。
俵紋もエネルギーの強い人に多くみられます。俵のように見えますので生活には困らないとの解釈する先生も多いようです。
ただ、手相鑑定の場合は縦線と横線のバランスがとれていることが大事になります。
横線が多く、縦線を阻害している場合は縦線の俵紋を持っていても運気が良いと見ないこともあります。
手相鑑定でフィッシュ線と言って魚の形になっている人はどうだとか、と言った見方をする場合があります。
それは本来的な手相鑑定ではありません。
手相鑑定は縦線と横線の相互のかかわりかたを観ることがポイントです。
形にとらわれて判断すると、本質的な面が見えなくなってしまいます。
手相鑑定も運命鑑定です。あくまでも、線と線とのつながりを通して明確にその人を観ることが大切になります。